ちん‐しょうう【陳紹禹】
[1907〜1974]中国の政治家。六安県(安徽(あんき)省)の人。別名、王明。学生時代に中国共産党に入党。モスクワ留学後の1928年李立三(りりっさん)の路線を批判。1931年、党総書記に就任...
ちん‐しょく【陳寔】
[104〜187]中国、後漢の官吏。潁川(えいせん)(河南省)の人。字(あざな)は仲弓。太丘県長となり、徳治の人として知られる。盗賊が梁(はり)の上にいるのを知り、「梁上の君子を見よ」といって子...
ちん‐じゅ【陳寿】
[233〜297]中国、西晋の歴史家。安漢(四川省)の人。字(あざな)は承祚。蜀(しょく)に仕え、蜀の滅亡後は晋の張華に認められて著作郎となり、「三国志」を編集した。
ちん‐なけい【陳和卿】
中国、宋の工人。平安末期に来日。治承4年(1180)の東大寺焼失後、重源(ちょうげん)に従い、焼損した大仏と大仏殿の再興に協力。のち鎌倉に下り、源実朝に渡宋を勧め、大船を建造したが進水に失敗した...
てらさか‐きちえもん【寺坂吉右衛門】
[1665〜1747]赤穂義士の一人。名は信行。赤穂藩の足軽で、吉良邸門前で逃亡したとも、討ち入り後、広島の浅野家などに事を報じたともいうが未詳。
デュマ【Alexandre Dumas】
[1802〜1870]フランスの小説家・劇作家。波瀾万丈(はらんばんじょう)のストーリー性に富んだ作風で、大衆の人気を博した。小説「三銃士」「モンテクリスト伯」など。大デュマ。 [1824〜...
とくがわ‐いえやす【徳川家康】
[1543〜1616]江戸幕府初代将軍。在職1603〜1605。松平広忠の長男。織田信長と結んで駿河を、豊臣秀吉と和して関東を支配。豊臣氏五大老の筆頭となり、秀吉の死後石田三成を関ヶ原の戦いに...
とくがわ‐ただなが【徳川忠長】
[1606〜1634]江戸初期の大名。徳川2代将軍秀忠の三男で3代将軍家光の弟。通称駿河大納言。兄家光にうとまれ、秀忠の死後自刃。
とくがわ‐つなよし【徳川綱吉】
[1646〜1709]江戸幕府第5代将軍。在職1680〜1709。家光の四男。治政初期は堀田正俊を登用して文治政治に努めたが、正俊の死後、柳沢吉保を重用し、生類憐(しょうるいあわれ)みの令を発し...
とみた‐つねお【富田常雄】
[1904〜1967]小説家。東京の生まれ。はじめ劇団に所属して新劇運動に参加し、多くの作品を脚色。その後大衆作家に転じて、痛快な時代小説で人気を集めた。「面」「刺青(しせい)」で直木賞受賞。他...