みょうがく【明覚】
[1056〜?]平安後期の天台宗の僧。加賀の温泉寺に住し、悉曇(しったん)学・国語音韻などの研究にすぐれた業績を残した。著「悉曇大底」「梵字形音義(ぼんじぎょうおんぎ)」「悉曇要訣(しったんよう...
モンジュ【Gaspard Monge】
[1746〜1818]フランスの数学者。海軍大臣。画法幾何学を創始した。また、解析幾何学の業績や、微分方程式のモンジュの方法でも知られる。
やない‐わたり【箭内亘】
[1875〜1926]東洋史学者。福島の生まれ。東大教授。モンゴル史研究に業績を残した。著「蒙古史研究」「東洋読史地図」など。
やまざき‐なおまさ【山崎直方】
[1870〜1929]地理学者。高知の生まれ。東大に地理学科を創設、また日本地理学会を組織。日本アルプス立山にカールを発見するなど多くの業績があり、日本での氷河の存在についても論争。佐藤伝蔵との...
ライプニッツ【Gottfried Wilhelm Leibniz】
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。哲学では、モナド論・予定調和の説を展開。数学では、ニュートンと...
ランダウ【Lev Davidovich Landau】
[1908〜1968]ソ連の理論物理学者。磁性の研究をはじめ、統計力学・低温物理学・熱力学・素粒子論などの広い分野に業績を残し、液体ヘリウムの超流動、超伝導、フェルミ流体についての先駆的理論を展...
ラードロフ【Vasiliy Vasil'evich Radlov】
[1837〜1918]ロシアの東洋学者。ドイツ生まれ。シベリアやトルキスタンを調査、中央アジア・トルコ系諸民族の言語・文学の研究に業績を残した。著「トルコ方言辞典稿」「北方トルコ諸部族民族文学資料」。
リクール【Paul Ricoeur】
[1913〜2005]フランスの哲学者。ヤスパースの実存哲学とフッサールの現象学から出発、解釈学・現象学・宗教哲学などの分野で業績をあげた。著「意志の哲学」「生きた隠喩」「時間と物語」など。
リーマン【Georg Friedrich Bernhard Riemann】
[1826〜1866]ドイツの数学者。多様体とその曲率を定義して、リーマン幾何学を創始。複素関数論・アーベル関数論などでも多くの業績を残した。
ルジャンドル【Adrien-Marie Legendre】
[1752〜1833]フランスの数学者。整数論・楕円関数などの研究で業績があり、また最小二乗法を創出した。