すぎた‐げんぱく【杉田玄白】
[1733〜1817]江戸後期の蘭方医。若狭小浜藩医の子として江戸に生まれる。名は翼、字は子鳳、号は鷧斎・九幸。前野良沢らと「ターヘル‐アナトミア」を訳出し「解体新書」として刊行。西洋医学を広く...
ソクラテス【Sōkratēs】
[前470または469〜前399]古代ギリシャの哲学者。アテネに生まれる。よく生きることを求め、問答法によって相手に自らの無知を自覚させ、真の認識に到達させようとした。しかしこの努力は理解を得ら...
ダイアナ【Diana Frances Spencer】
《称号Diana, Princess of Wales》[1961〜1997]英国の元皇太子妃。後のスペンサー伯爵家の三女として生まれる。幼稚園に勤務したのち、1981年20歳でチャールズ皇太子...
チェッリーニ【Benvenuto Cellini】
[1500〜1571]イタリア、ルネサンス期の彫金師・彫刻家。フィレンツェに生まれるが、決闘・殺人・陰謀等に関係しフィレンツェを追われ、ローマ、マントバ、フランス等を遍歴する。その波瀾の生涯を綴...
チャペック【Karel Čapek】
[1890〜1938]チェコの劇作家・小説家。科学技術と人間のエゴイズムとの結び付きによって生まれる人類の危機を風刺した作品で知られる。「ロボット」の語を初めて用いた戯曲「R・U・R」のほか、小...
つつい‐じゅんけい【筒井順慶】
[1549〜1584]安土桃山時代の武将。大和筒井城主。山崎の戦いで、洞ヶ峠(ほらがとうげ)に陣を置き明智光秀・羽柴秀吉両軍の形勢を眺め、有利な羽柴方についたとされ、日和見(ひよりみ)主義の典型...
てじま‐せいいち【手島精一】
[1850〜1918]教育家。駿河沼津藩士の子として生まれる。東京高等工業学校長・文部省実業教育局長。工業教育の開拓・普及に尽力し、徒弟学校・工業学校の創設を提唱した。
てんしょう‐いん【天璋院】
[1837〜1883]江戸幕府第13代将軍徳川家定の正室。幼名は於一(おかつ)。薩摩藩今和泉領主、島津忠剛(ただたけ)の子として生まれる。島津斉彬の養女(篤子(あつこ)と改名)となり、近衛家の養...
パク‐ホニョン【朴憲永】
[1900〜1955]朝鮮の政治家。忠清南道に生まれる。1925年朝鮮共産党創立に参加。1945年ソウルで共産党(後の南朝鮮労働党)を再建、副委員長となり反米闘争を指導。その後北朝鮮に移り、朝鮮...
ビンラディン【Usāma bin Lādin】
[1957ごろ〜2011]サウジアラビア出身のイスラム原理主義者。同国の財閥の家系に生まれる。アフガン侵攻では米国などの援助を受けてソ連軍と戦うが、湾岸戦争のころから反米主義に傾き、国際テロ組織...