いちまだ‐ひさと【一万田尚登】
[1893〜1984]政治家。大分の生まれ。昭和21年(1946)日本銀行総裁となり、第二次大戦後の復興に尽力。サンフランシスコ講和会議では全権委員として交渉に当たった。総裁退任後は鳩山一郎内閣...
いのうえ‐のぼり【井上登】
[1885〜1971]裁判官・プロ野球コミッショナー。千葉の生まれ。司法省調査部長、大審院部長判事などを歴任し、昭和22年(1947)最高裁判所の判事となる。また、同16年、日本野球連盟の最高顧...
さくらい‐りとう【桜井吏登】
[1681〜1755]江戸中期の俳人。江戸の人。服部嵐雪に師事。名を残すことを好まず、晩年句稿を焼却したといわれる。
しゅんとう【春登】
[1769〜1836]江戸後期の国学者。時宗(じしゅう)の僧。武蔵あるいは甲斐の人。音韻学に通じた。著「万葉用字格」「五十音摘要」など。
たけした‐のぼる【竹下登】
[1924〜2000]政治家。島根の生まれ。中学教師を経て昭和33年(1958)衆議院議員初当選。官房長官・大蔵大臣などを歴任後、同62年に田中(角栄)派を分裂させ経世会を結成。同年、中曽根首相...
つじはら‐のぼる【辻原登】
[1945〜 ]小説家。和歌山の生まれ。本名、村上博。「村の名前」で芥川賞受賞。他に「翔(と)べ麒麟(きりん)」「遊動亭円木」「枯葉の中の青い炎」「花はさくら木」など。
なかむら‐のぼる【中村登】
[1913〜1981]映画監督。東京の生まれ。記録映画で映画監督としてのスタートを切ったのち、さまざまなジャンルの作品を発表。特に「塩狩峠」「智恵子抄」などの文芸作品の映画化で高い評価を得た。代...