出典:gooニュース
犬でメルケルを脅したプーチン、ドイツの要請を完全無視する強い権力誇示欲 かつては安倍元首相も標的に
ドイツのメルケル前首相がこのほど出版した回顧録『Freedom』で、ロシアのプーチン大統領が会談時に自身の飼い犬を同席させ、犬嫌いのメルケル氏を怖がらせようとしたエピソードを公開した。プーチン氏は回顧録をめぐり「犬が怖いとは知らなかった」と弁解したが、当時の状況は、プーチン氏の説明が虚偽であることを浮かび上がらせている。
メルケル前独首相が回顧録 トランプ氏「協調望めず」
会談を重ねたロシアのプーチン大統領はメルケル氏の苦手な犬を連れてきたことがあったと回想。「不当な扱いを恐れて警戒し、いつも攻撃姿勢で犬を使って力を誇示したり、人を待たせたりするような人」と評した。
メルケル前独首相、トランプ氏との付き合い方で教皇に助言要請=回顧録
22年のウクライナ侵攻がメルケル氏の退任を待ったタイミングだったと示唆しているとみられる場面もある。プーチン氏がメルケル氏に対して「あなたはいつまでも首相であるわけではなく、そうなれば彼ら(ウクライナ)は北大西洋条約機構(NATO)に加盟するだろう」と語り、「私はそれを阻止したい」と付け加えたと明かした。
もっと調べる