ぎょうき【行基】
[668〜749]奈良時代の僧。百済(くだら)系の渡来人、高志(こし)氏の出身。和泉(いずみ)の人。法相(ほっそう)宗を学び、諸国を巡って布教。民衆とともに道路・堤防・橋や寺院の建設にあたったが...
たけだ‐しんげん【武田信玄】
[1521〜1573]戦国時代の武将。名は晴信。信玄は法名。父信虎を廃して甲斐(かい)の守護となり、信濃一円を制し、上杉謙信と対立、数度に及び川中島で合戦。のち、京都進出を企てて三方ヶ原で徳川...
つじい‐たかし【辻井喬】
⇒堤清二
つつみ‐ちゅうなごん【堤中納言】
《邸宅が賀茂川の堤近くにあったところから》藤原兼輔(ふじわらのかねすけ)の通称。
にんとく‐てんのう【仁徳天皇】
記紀で、第16代の天皇。応神天皇の第4皇子。名は大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)。租税を免除し、茨田(まんだ)の堤を築造するなどの仁政を行ったという。「宋書」などにみえる倭の五王の讃または珍に比定...
はせ‐けん【長谷健】
[1904〜1957]小説家・児童文学者。福岡の生まれ。本名、藤田正俊。旧姓、堤。「あさくさの子供」で芥川賞受賞。他に児童文学「春の童謡」や、北原白秋をモデルにした「からたちの花」などがある。
ふじわら‐の‐かねすけ【藤原兼輔】
[877〜933]平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。邸宅が賀茂川の堤近くにあったので、堤中納言と称された。家集に「兼輔集」がある。
よさ‐ぶそん【与謝蕪村】
[1716〜1784]江戸中期の俳人・画家。摂津の人。本姓は谷口、のち与謝と改める。蕪村は俳号。別号、宰鳥・紫狐庵。画号、四明・長庚・謝寅など。江戸に出て俳人早野巴人(はやのはじん)(夜半亭宋...