あらかわ‐しゅうさく【荒川修作】
[1936〜2010]美術家。愛知の生まれ。第二次大戦後の前衛美術を牽引した一人で、図形や記号などを取り入れた絵画様式を確立。のち、建築など立体作品に移行。平成7年(1995)、妻で詩人のマドリ...
アルベルティ【Leon Battista Alberti】
[1404〜1472]イタリアの建築家。近世建築様式の創始者。詩人・哲学者・画家・音楽家としても有名。著に「家族論」「絵画論」など。
ウェルフリン【Heinrich Wölfflin】
[1864〜1945]スイスの美術史家。時代・民族に固有の芸術様式の内的発展を究明し、比較様式史の概念を確立。著「美術史の基礎概念」など。
ウッチェロ【Paolo Uccello】
[1397〜1475]フィレンツェの画家。ゴシック様式風の装飾性と、新しい画法だった遠近法を生かし、「サン‐ロマーノの戦い」など騎馬図を多く描いた。
うんけい【運慶】
[?〜1223]平安末期から鎌倉初期にかけての仏師。康慶の子。慶派の中心的仏師として活躍。豪放な力強さと写実に特色があり、鎌倉新様式を築いた。作品に東大寺南大門の金剛力士像、興福寺北円堂の無著像...
エル‐グレコ【El Greco】
[1541ころ〜1614]《ギリシャ人の意》スペインの画家。本名はドメニコス=テオトコプーロス(Domenikos Theotokopoulos)で、ギリシャ生まれ。劇的な構図と明暗構成、細長く...
エルトン【Charles Sutherland Elton】
[1900〜1991]英国の動物生態学者。「動物の生態学」を著し、食物連鎖・生態的地位・個体群動態を基本に、現代生態学を確立した。他に「動物群集の様式」など。
おおたき‐えいいち【大滝詠一】
[1948〜2013]音楽家。岩手の生まれ。本名、栄一。昭和45年(1970)に、ロックバンド「はっぴいえんど」のメンバーとしてデビュー。ロックミュージックを日本語の歌詞で歌う様式が当時話題とな...
かいけい【快慶】
鎌倉前期の仏師。号、安阿弥(あんなみ)。運慶の父康慶の弟子といわれる。作風は運慶の剛健な表現に対して、安阿弥様とよばれる理知的で流麗な形式美を見せ、後世の仏像様式に大きな影響を与えた。作品に浄土...
かたやま‐とうくま【片山東熊】
[1855〜1917]建築家。山口の生まれ。ネオルネサンス・ネオバロック様式を得意とし、作品に奈良・京都・東京国立博物館や旧赤坂離宮などがある。