つくづく/しみじみ の解説 - 小学館 類語例解辞典

つくづく/しみじみ の共通する意味

心に深く感じるさま。

英語表現 keenly

国語辞書で調べる つくづく しみじみ

つくづく/しみじみ の使い方

つくづく 【副】
▽生きているのがつくづく嫌になった ▽つくづくと将来のことを考える ▽子供の顔をつくづくと眺める
しみじみ 【副】
▽しみじみと思い出を語る ▽しみじみとした琴の音色 ▽しみじみ親をありがたいと思う

つくづく/しみじみ の使い分け

「しみじみ」には、「しみじみとした…」の形があるが、「つくづく」にはない。この点から考えて、「しみじみ」は、「しみじみとした気持ちで」という状態を表わす語であるといえる。これは心にしみる哀感を伴うもので、「しみじみとした琴の音色」もその感覚でとらえた言い方である。
「つくづく」は、通常、「考える」「眺める」などの行為を表わす語とともに用いられる。「つくづく思うに…」という言い方は、よくよく思えばやはりそうなんだという気持ちで述べるときに使う。「つくづく嫌になる」は、何回も嫌になるような事柄があって、最終的に心の底から嫌になった状態と考えられる。

カテゴリ

#人間の性質#心・精神

つくづく/しみじみ の類語 - 日本語ワードネット

つくづく の類語

徹底的に の意

注意するまたは注意をむける の意

慇懃に、注意して; 注意深い態度で の意

慎重に; 注意深く、慎重に、臨機応変に の意

しみじみ の類語

心理的に大きな深さに の意

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