惜しい/もったいない の解説 - 小学館 類語例解辞典

惜しい/もったいない の共通する意味

物を大切に思い、失ったり無駄にしたりするのが耐えられない。

国語辞書で調べる 惜しい もったいない

惜しい/もったいない の使い方

惜しい 【形】
▽命が惜しい ▽惜しくも一点差で負けた
もったいない 【形】
▽まだ使えるのに捨てるのはもったいない ▽私などにはもったいないような良いお話

惜しい/もったいない の使い分け

「惜しい」は、人から見た価値がどうあれ、自分に愛着があるので手放したくない気持ち。さらに、もう少しで実現するはずのことがだめになって残念に思うときにも使う。[英]precious(大切な); regrettable(残念な)
「もったいない」は、もともと、大切に扱われるべき神聖なもの、高貴の人などを粗末にするのは恐れ多い、という気持ち。そこから、一般的に価値の高いものが浪費される残念さをいう。「勿体ない」と当てる。

惜しい/もったいない の関連語

あたら 【副】
もったいないことに。おしいことに。「あったら」ともいう。「あたら若い命を落とした」

惜しい/もったいない の類語対比表

時間が…昔の手紙だが捨てるには…ごはんを捨てるとは……ところで失敗した
惜しい
もったいない

カテゴリ

#人間の性質#心配・後悔