風情/趣 の解説 - 小学館 類語例解辞典

風情/趣 の共通する意味

上品で雰囲気があり、心ひかれる味わい。

英語表現 taste flavor

国語辞書で調べる 風情

風情/趣 の使い方

風情
▽なんの風情もない部屋 ▽松の木が庭に風情を添えている
▽ここから眺める夕日は趣がある ▽これといった趣のない旅館

風情/趣 の使い分け

二語とも、そのものがもつしみじみとした独特の味わいをいい、ほぼ同じように用いられる。
「風情」は、「触れなば落ちんという風情」のように、様子、気配、態度の意や、また、接尾語として、「私風情にはとてもわからない」のように、それを卑しめたりへりくだったりする意もある。
「趣」は、「お手紙の趣了承いたしました」のように、事柄の内容、趣旨の意や、「承ればご病気の趣…」のように、物事の成り行き、事情の意でも用いられる。

風情/趣 の関連語

気韻
気品のあるおもむき。文章語。「不思議な気韻に打たれる」「気韻生動(=芸術作品などで気品が生き生きと感じられること)」
風韻
みやびやかな風情。文章語。「風韻ある絵画」
幽玄 【名・形動】
味わいが奥深く、はかりしれないこと。また、余情余韻があること。文章語。「幽玄を感じさせる作品」「幽玄な山奥の庵」

カテゴリ

#事柄・性質#内面的な性質

風情/趣 の類語 - 日本語ワードネット

風情 の類語

良い印象を与えるためにあることがそうであるように見せかけること の意

感覚の一種; 味蕾によって物質を区別する の意

故意にまぎらわしい、表面的であるか形だけの外見または形 の意

人またはものを囲んでいる独特の、無形の性質 の意

優美で品位のある洗練された品質 の意

6種類のクォーク の意

かつて、宇宙を構成する4つの要素の1つであると考えられていた(エムペドクレス) の意

の類語

良い印象を与えるためにあることがそうであるように見せかけること の意

故意にまぎらわしい、表面的であるか形だけの外見または形 の意

人またはものを囲んでいる独特の、無形の性質 の意

優美で品位のある洗練された品質 の意

惜しみないで値しない好意または神の恩恵 の意

全体的な意味や大意 の意

不純物を(石油、金属、砂糖などから)除去する過程 の意

日本語ワードネット1.1 (c) 2009-2011 NICT, 2012-2015 Francis Bond and
2016-2024 Francis Bond, Takayuki Kuribayashi