1 目方の重いこと。また、その度合い。「雪の―で屋根がつぶれた」
2 その人や物事から受ける重厚な、また厳粛な感じ。「社長としての―をつける」「伝統の―」「―のある言葉」
3 気持ちのうえの負担。「責任の―」
4 連歌・俳諧で、観念的で古くさい作り方。
「越人が句、已 (すで) に落ち付きたりと見ゆれば、又―出で来たり」〈去来抄・先師評〉
出典:青空文庫
・・・と同じように、柔かな重みがかかったのだった。お蓮はすぐに枕から、・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
・・・してあれだけの人数の重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で・・・ 芥川竜之介「蜘蛛の糸」
・・・見ながら、一句一句、重みを量るように、「その前に、今一度出仕して・・・ 芥川竜之介「忠義」