つまり/要するに/結局/所詮 の解説 - 小学館 類語例解辞典

つまり/要するに/結局/所詮 の共通する意味

論理が最終的に落ち着くところではの意を表わす語。

英語表現 in short

国語辞書で調べる つまり 要するに 結局 所詮

つまり/要するに/結局/所詮 の使い方

つまり 【副】
▽その商品がよく売れるのもつまりは消費者のニーズにあったからだ
要するに 【副】
▽要するに君は何を言いたいのだ
結局 【副】
▽いろいろ調べたが結局わからずじまいだった
所詮 【副】
▽所詮彼とは住む世界が違ったのだ

つまり/要するに/結局/所詮 の使い分け

「つまり」は、単に前に述べた事柄を言い換えるような場合から、ある一つの論理展開を終結させる結論を導くような場合まで、広い範囲で用いられる。一方「要するに」は、ふつう、前に述べた事柄をまとめ、結論を導く際に用いられ、単に言葉を言い換える場合には用いられない。たとえば、「日本の春の花の代表、つまり桜は…」という文で、「要するに」を用いると不自然さが残る。
「結局」は、いろいろな経過があったのち最終的な結果、結論に至ることを表わす。
「所詮」は、あれこれと考えた結果、その結論がたいしたことにならないという否定的な意味合いをもつ場合に用いられ、下に打消の意の語を伴って用いられることが多い。
「つまり」は、「つまりは」の形でも用いられる。

つまり/要するに/結局/所詮 の類語対比表

その違いは…価値観の相違だ彼は父の弟…おじである頑張ったが…負けた…かなわぬ恋だ
つまり
要するに
結局
所詮

カテゴリ

#事柄・性質#始まり・終わり

つまり/要するに/結局/所詮 の類語 - 日本語ワードネット

要するに の類語

終わりの項目 の意

  • 最後に

すべてが考慮された(そして詳細を無視して) の意

  • 何もかも考え合わせてみると
  • 全体的に見て
  • 概していえば

別に述べられる の意

結局 の類語

最終的な結果で の意

  • 結局は

継承か過程の結末として の意

考慮される何かを強調する の意

予想にもかかわらず の意

非常に長い期間の後に の意

最終的な部分またはセクション の意

事件や出来事の結末の部分 の意

所詮 の類語

非常に長い期間の後に の意

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