愚公山を移す
どんなに困難なことでも努力を続ければ、やがては成就するというたとえ。 [補説]愚公という老人が、交通の便をよくするために一族で自宅の前にある山を崩しはじめた。これを見た人が、その愚かさを笑ったのに対し、愚公は、子々孫々続ければいつかは成功すると答えた。その志に感じた天帝が一夜で山を移させたという。
ぐこうけん【愚行権】
第三者から見て、行為者にとって害にしかならない不合理な行為であっても、他者に害をおよぼさない限りにおいて行う権利。ミルが「自由論」で提唱した。 [補説]リバタリアンなどは、自傷や自殺・売春・飲酒・喫煙・薬物濫用・賭博などを行う自由権とするが、ほとんどの国で違法もしくは条件付き合法とされる行為が多く含まれる。
出典:青空文庫
・・・がない様で、何よりと愚考いたします。」「治兄。兄の評判大いによろ・・・ 太宰治「虚構の春」
・・・ろ指を差されるような愚行を演じたのは私ひとりであった。 ・・・ 太宰治「苦悩の年鑑」
・・・そこに参加したことは愚行であったろうか。インテリジェンスとは、こ・・・ 宮本百合子「誰のために」