古い意味。また、昔の解釈。

古い時代儀式。旧儀。

[名](スル)《狐 (きつね) は疑い深い性質であるというところから》相手のことを疑うこと。
  • 「こせこせとした其の態度と、—して居るような其容貌とは」〈長塚

胡鬼の子1」に同じ。

「羽根を抜いて取らせうぞ、—にせよや」〈虎明狂・鶉舞〉

きょぎ(虚偽)」に同じ。

「今までの—、本心にかへって、仏の道に入れ」〈浮・一代女・六〉

出典:青空文庫

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