たいようとう【太陽灯】
太陽光線に似て、紫外線を多量に放射する高圧水銀灯。医療や滅菌に用いる。
たいようとう【太陽党】
平成8年(1996)新進党を離党した羽田孜らが結成した政党。政界再編の中核となることを目指したが、2年後(1998)に国民の声・フロムファイブとともに民政党を結成した。
たいようニュートリノ【太陽ニュートリノ】
太陽中心部の核融合反応によって発生するニュートリノ。太陽から飛来するニュートリノは電子ニュートリノであり、陽子がヘリウムに変換する際に生成される。その発生量の測定値が理論的な予想値に比べて少なく、長い間、現代物理学上の未解決の問題(太陽ニュートリノ問題)だったが、ニュートリノがわずかにでも質量をもつ場合に起こるニュートリノ振動により説明できることがわかった。
たいようねん【太陽年】
太陽が春分点を通過してから再び春分点に来るまでの時間。1太陽年は365.2422日。春分点が黄道上を動くため恒星年より短い。回帰年。
たいようねんすう【耐用年数】
1 建物・機械など固定資産の税務上の減価償却を行うにあたって、減価償却費の計算の基礎となる年数。財務省令に定められている。 2 転じて、機器などが使用に耐える年数。「バッテリーの—を最大限に延ばす使い方」
たいようふう【太陽風】
太陽のコロナから放出されるプラズマの流れ。速さは秒速320〜770キロ。主に電子と陽子からなり、地磁気のため地表には到達しない。彗星の尾が太陽の反対側に伸びたり、磁気嵐・オーロラなどが起こったりするのはこれが原因。たいようかぜ。
たいようれき【太陽暦】
地球の公転運動すなわち1太陽年を基本単位にした暦。エジプト暦に始まり、ユリウス暦・グレゴリオ暦と改良され、現在世界各国で使用。1年を365日とし、西暦年数が4で割り切れる年を閏年 (うるうどし) とするが、100の倍数になる年は400の倍数でない限り平年とする。日本では明治6年(1873)から太陰太陽暦に替わって採用し、新暦ともよぶ。陽暦。→太陰暦
たいようこうはつでんふきゅうかくだいセンター【太陽光発電普及拡大センター】
経済産業省の住宅用太陽光発電補助金交付に関する業務を取り扱う、一般社団法人太陽光発電協会内の組織。通称、J-PEC(Japan Photovoltaic Expansion Center)。
たいようどうききどう【太陽同期軌道】
人工衛星がとる軌道の一。年間を通じて、衛星の軌道面に対し太陽のなす角が常に一定となる軌道をいう。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できるため、準回帰軌道と組み合わせて地球観測衛星の軌道として利用されることが多い。SSO(Sun-synchronous orbit)。
たいようどうきじゅんかいききどう【太陽同期準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。太陽同期軌道と準回帰軌道を組み合わせたもの。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できることに加え、一定周期で同一地点の上空に戻ってくるため、地球観測衛星の軌道として利用されることが多い。