てんまおくり【伝馬送り】
宿 (しゅく) 送り。宿継ぎ。
てんまこみ【伝馬込み】
近世大型和船の垣立 (かきたつ) で、伝馬船を積み込めるように取り外し構造とした部分。
てんまじょ【伝馬所】
江戸時代、街道の宿駅で人馬の継ぎ立てを行う所。
てんません【伝馬船】
木造の小型和船。ふつう櫓 (ろ) か櫂 (かい) でこぎ、本船と岸との間を往復して荷などの積み降ろしを行う。艀 (はしけ) 。てんまぶね。
てんまはじゅん【天魔波旬】
仏語。欲界最上位の第六天にいる天魔の名。
てんまぶね【伝馬船】
「てんません(伝馬船)」に同じ。
てんままつり【天満祭】
大阪市北区の天満宮の夏祭り。もとは陰暦6月25日、現在は7月25日に行われ、日本三大祭りの一。宵宮には鉾 (ほこ) 流しの神事、本祭りの夕方には船渡御の神事がある。天神祭。天満の舟祭。《季 夏》
てんまやく【伝馬役】
戦国時代から江戸時代、街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役。江戸時代には五街道の宿駅ごとに常備人馬数が定められていた。
てんまてんじん【天満天神】
⇒大阪天満宮