上り大名下り乞食
旅の始めに派手にやりすぎて、帰りには文無しでみすぼらしくなること。行き大名の帰り乞食。
のぼりあきない【上り商ひ】
都へ上る途中で商いをすること。また、その商人。「江戸に下り本町の呉服棚に売りては、—に奥筋の絹綿ととのへ」〈浮・永代蔵・四〉
のぼりあゆ【上り鮎】
成長して春に川を上る若いアユ。《季 春》
のぼりおり【昇り降り/上り下り】
[名](スル)のぼることとおりること。「階段を—するのは骨だ」
のぼりがく【昇り楽/登り楽】
法会 (ほうえ) で、導師が高座にのぼるときに奏する楽。しょうがく。
のぼりがつお【上り鰹】
春、黒潮に沿って日本の太平洋岸を北上するカツオ。初鰹。→下り鰹
のぼりがま【登り窯】
陶磁器を焼く窯の一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼の余熱を各室に利用する。中国・朝鮮で開発され、日本では朝鮮系の唐津焼が初めて築いた。 [補説]書名別項。→のぼり窯
のぼりぐい【幟杭】
幟竿を立てるための杭。
のぼりくだり【上り下り】
[名](スル)のぼることと、くだること。のぼったり、くだったりすること。「川を—する船」
のぼりくち【上り口/登り口】
《「のぼりぐち」とも》階段・坂道・山などの、登りはじめる所。