[動ワ五(ハ四)]《「舞う」と同語源》(ふつう「目がまう」の形で)めまいがする。目がまわる。
  • 「フラフラと眼が—・い気が遠くなって」〈鉄腸南洋の大波瀾〉

[動ワ五(ハ四)]

  1. 音楽などに合わせて手足を動かし、ゆっくり回ったり、かろやかに移動したりする。「ひと差し—・う」「銀盤に—・うスケーター」

  1. 円形を描くようにして空を飛ぶ。空中をただよい動く。「とんびが—・う」「紙ふぶきが—・う」「ほこりが—・う」

  1. くるくるまわる。

    1. 「をかしく—・ふものは…平等院なる水車」〈梁塵秘抄・二〉

  1. あわただしく動きまわる。

    1. 「きのふ今日 (けふ) 雲のたち—・ひ隠ろふは花の林を憂しとなりけり」〈伊勢・六七〉

  1. 畑の作物が枯れる。

    1. 茄子 (なすび) の枯るるをば、百姓みな—・ふといふなり」〈咄・醒睡笑・七〉

[可能]まえる
[補説]「踊る」が、本来、とびはねる意であるのに対し、「舞う」は地をするように旋回する意を本義とする。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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