訳が違う
同等に見ることはできない。比べられない。「それとこれとでは—・う」
訳が無い
《「訳もない」「訳はない」とも》 1 はずがない。道理がない。「書留がそんな中に入ってる—・いよ」〈漱石・明暗〉 2 簡単である。手数がかからない。「もう跡は—・いから弁当にしようということにして」〈左千夫・野菊の墓〉 3 正気を失っている。正体がない。訳がわからない。「皆川を始め女郎泣き出して、わけもなうなりける」〈浮・五人女・一〉
訳は無い
⇒訳が無い
訳も無い
⇒訳が無い
訳も無い事
たわいもなく、つまらないこと。
訳を立てる
1 物事の筋道を明らかにする。話をつける。また、支払い勘定をする。 2 情を通じる。男女の交わりをする。
わけのきよまろ【和気清麻呂】
[733〜799]奈良末期・平安初期の公卿。備前の人。道鏡が皇位に就こうと企てたとき、宇佐八幡の神託によりこれを阻止して怒りを買い、大隅 (おおすみ) に配流。道鏡の失脚後、光仁・桓武天皇に仕え、平安遷都に尽力した。
わけのひろむし【和気広虫】
[730〜799]奈良末期・平安初期の女官。備前の人。清麻呂の姉。法名、法均尼。清麻呂とともに称徳天皇に仕え、宇佐八幡神託事件に連座し、備後 (びんご) に配流。のち、許されて桓武天皇に仕えた。