《Te Wahipounamu-South West New Zealand》ニュージーランド南島南西部の地域の名称。「テワヒポウナム」はマオリ語で「翡翠 (ひすい) がある場所」を意味する。同国最高峰のクック山や、フォックス氷河・フランツジョセフ氷河があるサザンアルプス、ミルフォードサウンドをはじめとするフィヨルド、ナンキョクブナの原生林など、多様な自然環境を擁し、固有の動植物が数多く生息する。ミルフォードサウンドなどのフィヨルドやフィヨルドランド国立公園、アオラキクック山国立公園、ウエストランド国立公園、アスパイアリング山国立公園を中心に、1990年に世界遺産(自然遺産)に登録された。