イタリア
中部、マルケ州の
都市ウルビーノにある
ルネサンス様式の
宮殿。12
世紀よりウルビーノを治めていたモンテフェルトロ家の
宮殿として、15世紀半ばにウルビーノ公フェデリコ=ダ=モンテフェルトロにより
建造された。多くの芸術家、人文主義者、
貴族たちが訪れ、ルネサンス期の宮廷文化の
舞台になったことで知られる。
現在は
ラファエロ、
ピエロ=デラ=フランチェスカ、
ティツィアーノらのルネサンス
絵画を
所蔵する国立マルケ美術館になっている。
イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の
都市モデナにある
バロック様式の
宮殿。13
世紀から14
世紀にかけて建てられたエステ家の城に
起源する。17
世紀、モデナ公フランチェスコ1世により古い城を囲むように
宮殿の
建設が始まり、2
世紀にわたって
工事が続けられた。
現在は陸軍士官学校として使われている。