出典:gooニュース
米国株式市場は下落、金融政策の不透明感が重石(17日)
FOMCを前に金融政策の不透明感が重石となり、ダウ平均、ナスダックともに終日軟調に推移した。セクター別では、自動車・自動車部品、医薬品・バイオテクが上昇した一方、半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが下落した。製薬会社ファイザー(PFE)が上昇。2025年通期の売上高と利益の見通しが市場予想とほぼ一致し、投資家の懸念が緩和した。
FRB、利下げ継続可能 ペースの不透明感増大=セントルイス連銀総裁
ただ、ペースについては不透明感が増しているとの認識を示した。ムサレム総裁は講演で、インフレ率がFRBが目標とする2%に向け引き続き低下していく可能性が高いことを踏まえると「制約的な政策を中立的な政策に向けて、緩やかに追加的に緩和していくことが適切になる」と述べた。同時に「こうした基調に沿って、政策の選択肢を維持することが重要になる」と指摘。
[通貨オプション]OP買い、相場不透明感
相場不透明感を受けたオプション買いが強まった。リスクリバーサルは1カ月物でドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まったが、中長期物では円先安観に伴う円プット買いが円コール買いを上回った。
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