出典:gooニュース
乳腺外科医に再び無罪判決 手術後のわいせつ 差し戻し審で東京高裁
手術後に女性患者の胸をなめたとして、準強制わいせつ罪に問われた乳腺外科医の関根進被告(49)の差し戻し審で、東京高裁(斉藤啓昭裁判長)は12日、無罪とした一審・東京地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。 関根医師は一審の無罪の後、高裁で逆転有罪とされたが、22年に最高裁が有罪判決を破棄し、審理を高裁に差し戻していた。
乳腺外科医に再び無罪判決 「患者の胸なめたと断定できず」 東京高裁、差し戻し審
手術後の女性患者にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつ罪に問われた乳腺外科医、関根進被告(49)の差し戻し控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。斉藤啓昭裁判長は「1審の判断に誤りはない」として、無罪とした東京地裁判決を支持、検察側の控訴を棄却した。関根医師は、東京都足立区の病院で平成28年5月、執刀した女性患者の胸をなめたなどとして起訴され、公判で無罪を主張していた。
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●乳腺腫瘍の摘出手術を担当した男性医師 男性医師は2016年5月、東京都足立区の病院で、女性の乳腺腫瘍の摘出手術を担当した。手術が終わったあと、女性の着衣をめくり胸をなめたなどとして、準強制わいせつ罪で同年8月に逮捕、同年9月に起訴された。 一審・東京地裁は2019年2月、女性が麻酔による「せん妄」に伴う幻覚を体験していた可能性があると指摘。
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