しゅげんじゃ【修験者】
修験道の行者。多くは髪をそらず、半僧半俗の姿に兜巾 (ときん) をいただき、篠懸 (すずかけ) ・結い袈裟 (げさ) を掛け、笈 (おい) を負い、念珠や法螺 (ほら) を持ち、脛巾 (はばき) をつけ、錫杖 (しゃくじょう) や金剛杖を突いて山野を巡る。山伏。験者 (げんざ・げんじゃ) 。
しゅげんしゅう【修験宗】
「修験道」に同じ。
しゅげんどう【修験道】
日本古来の山岳信仰と、仏教の密教、道教などが結びついて平安末期に成立した宗教。役 (えん) の行者 (ぎょうじゃ) を初祖とする。霊験を得るための山中の修行と加持・祈祷 (きとう) ・呪術儀礼を主とする。室町期には、真言系の三宝院流(当山派)と天台系の聖護院流(本山派)の二派に分かれた。
出典:gooニュース
熊野信仰、修験道、真言密教「山の宗教」未来語る世界遺産シンポ開催
神仏が習合した熊野信仰、山岳信仰の流れをくむ吉野・大峯の修験道、そして仏教の一派である真言密教が山岳信仰を取り込んだ高野山。それぞれの代表格が、互いに絡み合う歴史を振り返り、未来に向けての課題を語り合った。
神社で仏教・修験の大護摩供 世界遺産精神を象徴 和歌山かつらぎ町
境内には、鎌倉時代や南北朝時代に大峯修験者が建てた石碑や、葛城修験ゆかりの石造物も残る。丹生晃市宮司らの尽力で2015年に復活し、21年からは毎年営まれている。 今回の大護摩供の担い手は、高野山の諸寺院の若手僧侶らが主体の「高野の火まつり実行委員会」。高野山高校宗教科の生徒たちも参加した。導師にあたる大祈師は、高野山地蔵院の豊田高暢住職が務めた。
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