出典:gooニュース
飯塚事件第2次再審請求即時抗告審 検察が裁判所のみ証拠リスト開示へ
久間元死刑囚の妻が行った2度目の再審請求で、福岡地裁は去年6月この再審請求を棄却し、弁護側は福岡高裁に即時抗告しています。去年10月、福岡高裁は証拠のリストや、当時の捜査報告書などを開示するよう検察に勧告しましたが、検察は応じませんでした。
【飯塚事件・再審請求】検察が「証拠目録」裁判所に提示へ 福岡高裁の勧告に応じ 弁護団が求める”開示”の必要性を判断
声明では再審開始決定が確定するまでに事件発生から約57年を要した「袴田事件」を例に挙げ、「捜査機関が保有している証拠の開示に関する規定が存在しておらず、再審請求事件の審理に関する手続規定もないに等しい。そのため、再審請求事件の審理に関しては、「再審格差」とも呼ばれる裁判体による格差が生じており、再審請求人の適正かつ迅速な審理を受ける権利が保障されているとは到底言えない状況。
林真須美死刑囚の再審請求 「新規明白な証拠に当たらない」と大阪高裁が即時抗告を棄却 和歌山カレー事件
大阪高裁は、弁護人が主張していた新しい証拠について「新規明白な証拠に当たらない」として再審請求を棄却した和歌山地裁の判断は正当として、27日付けで即時抗告を棄却する決定を出しました。
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