[形][文]あやふ・し[ク]
  1. 危険が迫っている。あぶない。「—・いところを助かった」

    1. 危ない用法

  1. 気掛かりである。心もとない。不安だ。

    1. 「世のうけひくまじきことなれば、中々—・くおぼし憚りて」〈桐壺

[補説]中世以降、シク活用化した例やその口語形「あやうしい」の例も認められる。
  • 「さはらば落ちん其の風情、しほらしくも又あやふしし」〈浄・井筒業平〉
[派生]あやうがる[動ラ五]あやうげ[形動]あやうさ[名]

出典:青空文庫

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