[用法]かたち・[用法]かた——「形 (かたち) 」は「
三角や
四角などいろいろな形の積み木」「
顔形」のように、
物体の外から見える
格好・姿・
輪郭を表す。◇「型 (かた) 」は「
洋服の型を取る」「
柔道の型を見せる」「新しい型の自動車」「血液型」など、一定のきまった大きさや
形態、やり方、
性質についていう。◇「形 (かたち) ばかりのお祝い」「型にはまる」「型通りのあいさつ」「型破りの
人物」など、慣用的表現でも使い分けがある。◇
用法の似た外来語に「パターン」があり、「日本人の
思考パターン」「
若者の
行動パターン」「ワンパターン」「テストパターン」のように、
類型、
模様、柄 (がら) の
意味として用いられる。◇「形 (かた) が崩れる」「髪の形 (かた) をととのえる」「
借金の形 (かた) 」のように「形」を「かた」と読む
場合については「かた(形・型)」を
参照。