• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

防衛省で、文官である官僚自衛官より優位に立ち、統制していた仕組み。防衛庁設置当初から、文民統制を厳格化するために制度化。内局官房長局長文官が防衛参事官として長官を補佐し、自衛隊運用にも主導的に関与した。平成19年(2007)に防衛省となった後も維持されたが、平成21年(2009)に参事官制度を廃止平成27年(2015)には、文官幹部と各幕僚長らの対等化が図られ、前者事務後者隊務について、それぞれ大臣を補佐する制度に改められた。

[補説]廃止により、文民統制がないがしろにされるとの声もあるが、政府は、防衛大臣や内閣総理大臣が文民である国会議員(常勤の自衛官は退官しないと立候補できない)から選ばれている以上問題はないとしている。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。