出典:gooニュース
街の暮らしに溶け込む京都の「琵琶湖疏水」施設 国宝・重文指定へ
国宝と重要文化財に指定されることになった「琵琶湖疏水」の施設は、歴史ある建造物がたくさん残る京都の街でも、生活に欠かせない身近な文化財だ。建設から100年以上がたつものの、指定される24カ所のうち20カ所が現役。京都の暮らしの風景に溶け込んでいる。
「太陽の塔」重要文化財に 琵琶湖疏水「第一隧道」などは国宝に指定へ
国の文化審議会は16日、滋賀県の琵琶湖と京都市をつなぐ水路、琵琶湖疏水の関連施設を国宝や重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。 明治維新で衰退した京都の復興を目指して西洋の最新の土木技術を取り入れて整備され、産業の発展に貢献したことから、「京都の近代化を象徴する施設」だと評価されました。
『琵琶湖疏水』5施設を国宝に指定へ 「第一隧道」や「南禅寺水路閣」など 近代の土木構造物で初
京都市と滋賀県大津市にまたがる「琵琶湖疏水施設」が、国宝に指定される見通しです。 約400万年の歴史を持つ近畿の水がめ、琵琶湖。その豊かな水を京都に届ける「琵琶湖疏水」は、四季折々の美しい景観とともに人気の観光名所になっています。 竣工したのは約130年前の明治23年(1890年)。
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