出典:gooニュース
石綿給付金減額訴訟が和解 釧路の男性に国が103万円支払い
【釧路】建設現場でアスベスト(石綿)を吸引して肺がんになり、国から受け取った給付金が不当に減額されたとして、釧路市の元内装工の男性(78)が国を相手取り、減額分に当たる103万円の損害賠償を求めた訴訟は11日、男性の請求通り国が103万円を払う和解が釧路地裁(別所卓郎裁判長)で成立した。...
横須賀 造船所の石綿被害で国に賠償命令 横浜地裁判決、全国初か
79年まで船内で石綿含有資材を電動のこぎりで切断するなどし、石綿粉じんに暴露した。2012年に良性石綿胸水で療養を開始、労災認定。20年に中皮腫で死亡した。21年には住友重機械工業との間で、補償金約2千万円で和解した。 訴訟で国側は、造船現場で使用された石綿は建設現場と比べてわずかで、石綿暴露の危険を予見できなかったなどと反論していた。
造船石綿被害「国に責任」 初の認定、600万円支払い命令
判決によると、男性は住友重機械工業の浦賀造船所で1970~79年、船内で石綿粉じんにさらされる作業に従事した。2012年に良性石綿胸水と診断され、労災認定。20年に中皮腫により68歳で死亡した。
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