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硝子（ガラス） の意味

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

ガラス【(オランダ)glas】【硝子】
の解説

  1. １ 液体を溶融状態から冷却したとき、結晶せずに固化し、原子の配列が液体に似た不規則な状態になっている物質。三次元無規則網目構造をなす。珪酸塩 (けいさんえん) ガラス・ソーダ石灰ガラス・鉛ガラスなどがあり、ポリスチレン・ポリエチレンでもみられ、天然には黒曜石・琥珀 (こはく) などがある。

  1. ２ 特に、珪酸塩ガラスのこと。透明で、もろい。建築材料・食器などに使われる。玻璃 (はり) 。ギヤマン。ビードロ。

  1. ３ もろく壊れやすいもののたとえ。「ガラスのあご」

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硝子 の慣用句・熟語(34)

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硝子 の例文(39)

出典：青空文庫

  • ･･･って、丁度明いていた硝子窓から、寂しい往来を眺めているのです。「･･･ 芥川竜之介「アグニの神 」

  • ･･･なり切った空の様子をガラス窓越しに眺めていた。　みずみずしくふくら･･･ 有島武郎「親子 」

  • ･･･鋪の上に固定してある硝子製の脚の尖がなかったなら、これも常の椅子･･･ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人 」

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