出典:gooニュース
衆院選結果に栃木県内経済界の反応は コスト上昇、2024年問題…解決へ支援要望も
与党が過半数割れし、野党が躍進した衆院選投開票から一夜明けた28日、県内経済界からは安定した政権運営を求める声が相次いだ。地方創生や山積する課題解決に向け、政党の枠を超えた支援を期待する声も上がった。
経済界、政策本位の政治を 裏金で「厳しい判断」
衆院選での与党大敗を受け、経済界からは28日、自民党の派閥裏金問題を巡り「国民が厳しい判断を下した。真摯に受け止めるべきだ」(十倉雅和経団連会長)と反省を求める声が相次いだ。一方、賃上げや社会保障制度改革の継続に向け、政策本位の政治を求めた。 十倉氏は「自民党と公明党を中心とする安定的な政治態勢を構築し、政策本位の政治が進められることを強く期待する」とのコメントを出した。
衆院選、経済政策で積極論戦期待 経済界、裏金事件「解決すべき」
衆院選が15日公示され、経済界からは持続的な賃上げに向けた環境整備のほか、少子高齢化に伴う人手不足の解消など経済政策に関する積極的な論戦を期待する声が上がった。自民党に対しては、政権への不信を招いた派閥裏金事件の「解決への強い意思を発信すべきだ」との指摘も出た。
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