いい‐こな・す〔いひ‐〕【言い^▽熟す】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ じょうずに言い表す。言葉巧みに言う。

   1. 「一寸 (ちょっと) したことをいかにも尤 (もっと) もらしく—・して聞かせる」〈藤村・破戒〉

1. ２ 悪く言う。

   1. 「いづれも気にいらぬ風情にてほめず、—・しければ」〈咄・私可多咄・三〉

1. ３ 論じて相手を説得する。

   1. 「さきの理をくつがへしてこなたの正理に—・しおほせて」〈色道大鏡・五〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。