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[動ワ下二]蹴 (け) る」の古形
  • 「—・ゑ散 (はらら) かす」〈神代紀・上〉
[補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活用が下一段化していたかと思われる。また、同じ下一段活用でもクヮ行下一段「くる」で、のちに直音化して「ける」になり、カ行下一段となったとする説もある。
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