出典:gooニュース
日経平均は反発、米雇用統計後の株高好感 中東情勢への警戒緩和も
週末の米雇用統計発表後の米株高が好感された上、中東情勢への過度な警戒感が和らいだ。前週末に大幅下落となった反動から買い戻しが先行し、上げ幅は一時600円を超えた。もっとも、一段の上値を追う材料を欠き、買い一巡後は伸び悩んだ。日経平均は399円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時625円高の3万9617円36銭に上昇した。
東京為替:ドル・円は伸び悩み、米雇用統計の通過で
米雇用統計の通過で材料はいったん出尽くし、ドル買いは限定的。一方、日経平均株価は上げ幅を縮小、日本の為替介入への警戒感感から円売りは小幅にとどまる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円61銭から151円80銭、ユーロ・円は164円19銭から164円54銭、ユーロ・ドルは1.0823ドルから1.0843ドル。
今日の為替市場ポイント:良好な米雇用統計を受けてリスク回避の円買い縮小も
良好な米雇用統計を受けてリスク回避的な円買いは縮小する可能性がある。米労働省が4月5日発表した3月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+30.3万人と、市場予想を上回った。失業率は3.8%で2月実績を下回った。賃金の上昇も続いており、市場参加者の間からは「米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始は6月以降になる」との思惑が浮上している。
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