[動サ変][文]こ・す[サ変]
  1. 楽器などを打ち鳴らす。また、かき鳴らす。「つづみを—・する」

  1. 気力を奮いたたす。「勇を—・して立ち向かう」

[動サ変][文]こ・す[サ変]《かゆをすする意から》(「口を糊する」の形で)かろうじて生活する。口すぎをする。糊口をしのぐ。糊 (のり) する。
  • 「芸を售 (う) って口を—・するのを恥辱とせぬと同時に」〈漱石・野分〉

[動ラ五(四)]

  1. 物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を—・る」「あかを—・る」「電柱車体を—・る」

  1. 遠回しにいやみや皮肉を言う。あてこする。

    1. 「如何 (どん) なに—・られても、左程にも感じなかったが」〈二葉亭其面影

[可能]こすれる

出典:青空文庫

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