1. 後ろの座席

  1. 説教・浄瑠璃・落語講談などの興行で、あとのほうに出演すること。また、その人。真打ち。⇔前座

  1. 正式の茶事の後半部分。中立ちのあと、濃い茶薄茶を点 (た) てる、改まった席。→初座

  1. 茶会がひととおりすんだあと、別の座敷でさらに酒食の供応をすること。

《「御座むしろ」の略。また、御座に敷くむしろの意からという》藺草 (いぐさ) の茎で編んだ敷物。うすべり。

[補説]「蓙」は国字
  1. 座を敬っていう語。貴人の席。おまし。ぎょざ。

  1. 貴人がおいでになること。

    1. 「これに—のことはいかなる人も知り候はじ」〈太平記・一一〉

  1. 上げ畳 (だたみ) 」に同じ。

    1. 「ことさらに—といふ畳のさまにて、高麗などいと清らなり」〈・二七七〉

出典:青空文庫

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