1 自然の力でできあがっていること。「—の要害」
2 生まれつき。「—の詩才」
《「睛」は瞳 (ひとみ) の意》瞳を描き入れること。また、最後に付け加える最も重要な点のたとえ。→画竜 (がりょう) 点睛
「てんしょう(転生)」に同じ。
出典:青空文庫
・・・スウイットによれば、天性奸智に富んだ釈迦は、支那各地を遊歴しなが・・・ 芥川竜之介「おぎん」
・・・の双句は天成のデマゴオクを待たない限り、発し得ない名言だったから・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・――仏説に転生輪廻と云う事がある。だから貉の魂も、もとは人間の魂・・・ 芥川竜之介「貉」