びょう‐びょう〔ベウベウ〕【^×眇^×眇】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］

1. １ 小さいさま。取るに足りないさま。「—たる小吏」

1. ２ 「渺渺 (びょうびょう) 」に同じ。「—たる蒼空」

びょう‐びょう〔ベウベウ〕【^×渺^×渺】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］果てしなく広いさま。遠くはるかなさま。

• 「朝日が—たる波の彼方に昇ると船はからからと錨を揚げ」〈菊池寛・俊寛〉

類語

• 悠悠(ゆうゆう)
• 渺茫(びょうぼう)
• 茫茫(ぼうぼう)

びょう‐びょう〔ベウベウ〕【^×淼^×淼】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］水面の果てしなく広がるさま。「—たる大海原」

びょう‐びょう

の解説

［副］犬の吠える声を表す語。

• 「群がる犬の数を尽くして、—とほえ立てる声を聞いた」〈芥川・偸盗〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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