身自ら厚くして薄く人を責むれば則ち怨みに遠ざかる
《「論語」衛霊公から》人は自己を責めるときはきびしく、他人の過失を責めるときは寛大であれば、怨みを受けることが少ない。
身も蓋もない
言葉が露骨すぎて、潤いも含みもない。にべもない。「そう言っては—・い」
身も世もない
悲しみがひどく、自分のことも世間の手前も考えていられない。「—・く泣き伏す」
身を誤る
間違った生き方をする。人生をふみはずす。「酒で—・る」
身を合わす
考えが一致して協力し合う。「君も人も—・せたりと言ふなるべし」〈古今・仮名序〉
身を入れる
一生懸命にする。「—・れて受験勉強をする」
身を打つ
身を滅ぼす。「恋に—・つ事もない」〈浄・女腹切〉
身を売る
1 身の代金を受け取って、遊女や芸者になる。 2 売春をする。
身を起こす
出世する。「貧困な境遇から—・して財を成す」
身を落とす
おちぶれる。身を沈める。「失意のうちに—・す」