核燃料の製造や使用済み核燃料の再処理を原子力先進国が独占的に行い、原子力利用国(後発国)に原子力発電用の核燃料を安定的に供給する枠組み。2006年に米国大統領ジョージ=ブッシュが提唱。原子力発電の利用を促進し、核兵器に転用可能な高濃縮ウランやプルトニウム等の拡散を防止するねらいがある。GNEP(Global Nuclear Energy Partnership)。
[補説]米国は同パートナーシップの中核事業として使用済み核燃料の
商業再処理施設および
高速炉の
建設を
予定していたが、
技術・資金面で
実現が
困難な見通しとなり、2009年に
オバマ政権下で
計画を
断念した。