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辞書
１ 夜間に盗みを働くこと。また、その者。やとう。
２ 「夜盗虫 (よとうむし) 」の略。《季 夏》「戸外に寝る猫をにくみて—捕り／かな女」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
よとうが【夜盗蛾】
ヤガ科のガ。翅 (はね) の開張約4.5センチ。全体に暗褐色で、前翅に不規則な斑紋をもつ。夜に活動し灯火に集まる。幼虫は夜盗虫 (よとうむし) 。《季 夏》
よとうむし【夜盗虫】
ヨトウガの幼虫。体は緑色で葉の裏についているが、大きくなると黒褐色または淡褐色の芋虫となり、昼間は土中や根際に隠れ、夜はい出して植物の葉を食べる。農作物の害虫。ねきりむし。《季 夏》「—いそぎ食ふ口先行す／楸邨」
出典：青空文庫
･･･夜盗の類か、何者か、と眼稜強く主人が観た男は、額広く鼻高く、上り･･･ 幸田露伴「雪たたき」
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