[補説]政府紙幣については、
国債残高を増やさずに
政府の
財源が
確保できるという肯定的な見方がある一方で、
市中から
還流した政府紙幣を
政府が
回収する
場合、
新規の国債発行が
必要となり、
日銀に
保有させ続ける
場合、結果として
日銀が無利子の
国債を引き受けるのと同じことになり
財政法に
抵触するとの見方もある。また、
巨額の政府紙幣が
供給されると、
通貨の
信用が
低下し、
過度の
インフレや
円安を招く可能性も
指摘されている。
平成21年(2009)に景気浮揚策の一つとして自民党内で政府紙幣発行の
構想が
浮上した。→
無利子国債