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辞書
《「たまあずさ」の音変化。4が原義》
1 手紙。消息。
「御なつかしき—とる手おそしと」〈蘆花・不如帰〉
2 巻いた手紙の中ほどをひねり結んだもの。ひねり文。結び文。多く艶書 (えんしょ) にいう。
3 《種子の形が結び文に似ているところから》カラスウリの別名。
4 《古く便りを伝える使者は梓 (あずさ) の杖を持っていたところから》使者。使い。
「何時 (いつ) しかと待つらむ妹 (いも) に—の言 (こと) だに告げず去 (い) にし君かも」〈万・四四五〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
たまずさどうふ【玉章豆腐】
豆腐を封書の形に細長く薄く切って、冷水に浮かべたもの。
たまずさの【玉梓の】
[枕]手紙を梓の木に結びつけて使者に持たせ、妹 (いも) のもとへやる意から、「使ひ」「妹」にかかる。「—使ひを見れば逢ひし日思ほゆ」〈万・二〇九〉 「—妹は玉かも」〈万・一四一五〉
たまずさむすび【玉章結び】
⇒吉弥 (きちや) 結び
出典:青空文庫
・・・て、かつて女たちの、玉章を、きみは今……などと認めた覚えから、一・・・ 泉鏡花「開扉一妖帖」
・・・みじの音信を投げた、玉章のように見えた。 里はもみじにまだ早い。・・・ 泉鏡花「小春の狐」
・・・ただその玉章は、お誓の内証の針箱にいまも秘めてあるらしい。……「・・・ 泉鏡花「燈明之巻」
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