出典:gooニュース
新見市哲西町地区で太鼓田植 早乙女が手際よく
太鼓田植は、作業のきつさを軽減し、能率を上げるために行われていたが、農業の機械化とともに衰退した。新見市内では二つの保存会が伝承に取り組んでおり、25日には夢すき公園(同市神郷下神代)でも行われる。後楽園(岡山市)では6月8日、両保存会が出演する「お田植え祭」がある。
大山祇神社御田植祭
収穫祈願の古式ゆかしい神事 毎年旧暦の5月5日に行われる祭礼。島内13地区から選ばれた16名の早乙女が白衣に赤襷、手甲脚絆の清廉な装いで御田植えを奉仕する。また、一力山(いちりきざん)が目に見えない稲の精霊と相撲をとる一人角力(ひとりずもう)が奉納される。この一人角力は現在、愛媛県の無形民俗文化財に指定されている。
原東大花田植
伝統を忠実に継承したはやし田 太鼓・笛・鉦などのリズミカルな田ばやしに合わせて、華やかに装った早乙女たちが、唄いながら田植えをする、昔ながらの「花田植」。新庄のはやし田とともに、中世の絵図「大山寺縁起絵巻」などに残る田植えの様子を伝承する貴重な風俗であるとして、平成9年12月15日「安芸のはやし田」の名で国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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出典:青空文庫
・・・ * 省作は田植え前蚕の盛りという故郷の夏をあとにして成東・・・ 伊藤左千夫「春の潮」
・・・というものがある。田植で泥塗れになった動物がピカピカに光って街道・・・ 梶井基次郎「温泉」
・・・まもなく田植が来た。親爺もおふくろも、兄も、それから僕も、田植え・・・ 黒島伝治「浮動する地価」