たなべし【田辺市】
⇒田辺
たなべせいこ【田辺聖子】
[1928〜2019]小説家。大阪の生まれ。「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞受賞。大阪弁を生かしたユーモア溢れるエッセーで知られる。他に「新源氏物語」「花衣ぬぐやまつわる…」「ひねくれ一茶」「道頓堀の雨に別れて以来なり」など。平成12年(2000)文化功労者。平成20年(2008)文化勲章受章。
たなべはじめ【田辺元】
[1885〜1962]哲学者。東京の生まれ。京大教授。新カント学派の影響をうけて科学批判を展開。また、ヘーゲルの観念弁証法とマルクスの唯物弁証法とを研究・批判し、独自の絶対弁証法を提唱。著「科学概論」「ヘーゲル哲学と弁証法」。
たなべひさお【田辺尚雄】
[1883〜1984]音楽学者。東京の生まれ。東洋音楽学会初代会長。武蔵野音大教授。日本および東洋音楽の科学的研究の先駆者で、正倉院楽器調査などに従事。学士院賞受賞。昭和56年(1981)文化功労者。著作に「日本音楽史」「東洋音楽史」など。
たなべむねひで【田辺宗英】
[1881〜1957]実業家。山梨の生まれ。後楽園スタヂアム(現在の東京ドーム)の創立に尽力し、昭和17年(1942)社長に就任。同27年には日本プロボクシングの初代コミッショナーとなる。