いか【烏賊】 の意味

  1. コウイカ目とツツイカ目の頭足類の総称。胴は円筒状の外套膜 (がいとうまく) に包まれ、先に幅広のひれがある。10本の腕をもち、特に長い2本は捕食などに用い、敵にあうと墨を出して逃げる。コウイカ類は石灰質の甲を、ツツイカ類は膠質 (こうしつ) の軟甲をもつ。すべて海産。食用となるものが多く、干したものは「するめ」という。 夏》

いか【烏賊】の慣用句

  1. 烏賊の甲より年の功
    • イカの甲はあまり役に立たないが、年功は積めば積むほど価値がある。年長者の経験は重んじなければならないことをいう。亀(かめ)の甲より年の功。
  • いか【烏賊】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ ――金石の湊、宮の腰の浜へ上って、北海の鮹と烏賊と蛤が、開帳まいりに、ここへ出て来たという、滑稽な昔話がある―― 人待石に憩んだ時、道中の慰みに、おのおの一芸を仕ろうと申合す。

      泉鏡花「瓜の涙」

    • 烏賊でも構わぬ。

      泉鏡花「開扉一妖帖」

    • ・・・獅子浜在の、良介に次吉という親子が、気を替えて、烏賊釣に沖へ出ました。

      泉鏡花「半島一奇抄」