出典:gooニュース
打者では「高め速球を克服」、投手では「魔球を習得」…際限なく進化し続けられるワケ【大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編】#4
これはもうイタチゴッコのようなもので、フライボール革命に有効とされたのが高めの速球と、タテに大きく割れるカーブだった。 大谷はこれまで、他のパワーヒッター同様、高めの速い球に手を焼いていた。本塁打を量産する打者の泣きどころなのだが、昨季のある時期を境に高め速球を克服した。
79球連続で“速球縛り”…元阪神守護神がメジャーで無双 防御率0.66で「レベル違う」
4月3日から22日(同4日から23日)にかけ、79球連続で“速球”を投じて圧倒した。 マイナーリーグでの経験もなかった苦労人。メキシカンリーグからソフトバンクを経て2020年に阪神に加入すると、守護神として2年連続で最多セーブに輝いた。2021年オフにパドレスに移籍し、2022年オフには5年4600万ドル(約70億4000万円)で契約延長。
最速166キロの剛速球で9イニング平均18奪三振!MLBの新・速球男ミラーは1型糖尿病と闘いながらマウンドに立つ「不屈の男」<SLUGGER>
だが、病気が判明してから適切な食事と筋力トレーニングに取り組み、体重を100kgまで増やすと、速球の球速が80マイル台後半から10マイル以上も上昇。金融学の学士号を取得後に転校したガードナー・ウェブ大では、スカウトが多く集まるNCAA1部リーグの試合で100マイルを計測するようになり、2021年ドラフト3巡目指名をつかみ取った。
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