さい‐だい【細大】 の意味

  1. 細かいことと大きなこと。細事と大事。巨細 (こさい) 。
    • 「時世 (ときよ) 時世の情態をば―となく写しいだして」〈逍遥小説神髄
  • 名詞

さい‐だい【細大】の慣用句

  1. 細大漏らさず
    • 一部始終。全部。「細大漏らさず報告する」
  • さい‐だい【細大】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そのかわりにそのカメラの視野内に起こった限りの現象は必然的なものも偶然的なものも委細かまわず細大もらさず記録され再現されるのである。

      寺田寅彦「ニュース映画と新聞記事」

    • ・・・本塾の実学をしてますます実ならしめ、細大洩らさず、すべて実際の知見を奨励し、満塾の学生をして即身実業の人とならしめ、かの養蚕の卵より卵を生ずるに等しく、本塾に卒業したる者がただわずかに学校の教師となるか、または役人となりて、孤児・寡婦の生計・・・

      福沢諭吉「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」

    • ・・・ そもそも洋学のもって洋学たるところや、天然に胚胎し、物理を格致し、人道を訓誨し、身世を営求するの業にして、真実無妄、細大備具せざるは無く、人として学ばざるべからざるの要務なれば、これを天真の学というて可ならんか。

      福沢諭吉「慶応義塾の記」