あい‐うち【相打ち/相撃ち】
1 双方が同時に相手をうつこと。転じて、勝ち負けのないこと。あいこ。 2 (「相討ち」と書く)一人の敵を二人または数人で討つこと。
アウトバウンド【outbound】
1 外国行きの、出て行く、の意。⇔インバウンド。 2 転じて、勧誘・案内などの電話を外へかけること。「—業務」⇔インバウンド。 3 コンピューターネットワークや通信分野における、中から外へ、の意...
あかチン‐さいがい【赤チン災害】
労災関係で、赤チンを塗る程度の軽い傷をいう隠語。度重なると重傷になるという意味もある。また転じて、軽微な事故として扱うことで重大事故を報告しないですませること。
ア‐カペラ【(イタリア)a cappella】
《礼拝堂ふうに、の意》楽器の伴奏を伴わない合唱曲。また、その様式。パレストリーナなどの宗教的合唱曲など。転じて、無伴奏で歌うこと。無伴奏の合唱、独唱の意でも用いられる。
あき‐ざや【明き鞘/空き鞘】
1 刀身の入っていない鞘(さや)。 2 転じて、後家のこと。空き家。
転じて
転じて彼の話題は教育問題に移ったThe subject of his talk shifted [turned] to (the problem of) education.
転ずる
⇒かえる(変える)責任を私に転ずるのはよしてくれStop shifting the responsibility onto me./Stop throwing the blame on me.目...
災い
〔災難〕a disaster;〔不幸〕(a) misfortune;〔めんどう〕trouble(s)災いに遭うmeet with a calamity/suffer a disaster [mi...
a poacher turned gamekeeper
((英))犯罪を犯す側から取り締まる側に回った人;反権力転じて権力者になった人
laugh on [out of] the other [wrong] side of one's face [mouth]
〔通例未来進行形で〕((略式))(得意の絶頂から転じて)泣きべそをかく
しずむ【沈む】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ぼっする【没する】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ちんぼつ【沈没】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
からだ【体】
[共通する意味] ★頭・胴体・手足のすべてを一まとめにした言い方。[英] the body[使い方]〔体〕(からだ)▽体は小さいがファイトは人一倍ある▽体を張る(=一身を投げうって行動する)〔身...
しんたい【身体】
[共通する意味] ★頭・胴体・手足のすべてを一まとめにした言い方。[英] the body[使い方]〔体〕(からだ)▽体は小さいがファイトは人一倍ある▽体を張る(=一身を投げうって行動する)〔身...
あくせんくとう【悪戦苦闘】
非常な困難の中で、苦しみながら一心に努力をすること。強敵に死にものぐるいで苦しい戦いをすることからいう。▽「悪戦」は不利な状況の中で強敵に苦戦すること。
あめいせんそう【蛙鳴蟬噪】
蛙かえるや蟬せみがやかましく鳴き騒ぐ意から転じて、むだな表現が多い下手な文章やつまらない議論をさしていうことば。無用の口論についてもいう。
あんきょらくぎょう【安居楽業】
地位など、今いる環境や状況に心安らかに満足し、自分の仕事を楽しんですること。自分の分ぶんをわきまえて不満をもたず、心安らかに自分のなすべき仕事をすることをいう。また、転じて善政の行われていることのたとえ。世が治まり生活が安定して、みなそれぞれの仕事に励む意から。▽「居きょに安やすんじ、業ぎょうを楽たのしむ」「安居あんきょして業ぎょうを楽たのしむ」と訓読する。
いかんそくたい【衣冠束帯】
天皇以下、公家くげの正装。昔の貴族や高級官僚の正装。▽「衣冠」「束帯」はともに貴族の装束。「束帯」は衣を束ね、整える帯の意。転じて、朝廷での公事・儀式などでの正装。「衣冠」は束帯に次ぐもので、その略装。
いしょうさんたん【意匠惨憺】
詩文・絵などを創作するときに思いわずらいながらする工夫。転じて、物事に工夫を凝らすために、あれこれと苦心すること。
けっ‐ちゅう【桀紂】
古代中国の、夏(か)の桀王と殷(いん)の紂王。ともに暴虐な君主。転じて、暴君のこと。
だいば【提婆】
《(梵)Āryadevaの音写》3世紀のインドの仏教哲学者。中観哲学派の祖。ナーガールジュナ(竜樹)の弟子となり、空の理法を説いた。著「百論」「百字論」など。聖天。
「提婆達多(だった)」の...
とさか‐じゅん【戸坂潤】
[1900〜1945]哲学者・評論家。東京の生まれ。新カント学派から転じてマルクス主義哲学を研究し、唯物論研究会を創立、軍国主義に反対した。昭和13年(1938)検挙され、敗戦直前の8月9日に獄...
とみた‐つねお【富田常雄】
[1904〜1967]小説家。東京の生まれ。はじめ劇団に所属して新劇運動に参加し、多くの作品を脚色。その後大衆作家に転じて、痛快な時代小説で人気を集めた。「面」「刺青(しせい)」で直木賞受賞。他...
ひじかた‐ひさあきら【土方久徴】
[1870〜1942]銀行家。三重の生まれ。日本銀行から日本興業銀行へ転じて総裁を務めた後、日銀に戻り副総裁・総裁に就任。金融恐慌・世界恐慌への対策に尽力した。